【HELMZ】64チタン化:チェーンリング周辺【自転車】

細々としたパーツや使い方の変更はあるものの、これと言って書くこともないなーと思い完全に放置してましたが、そんな間にHELMZが販売終了ということに。
スペックとして優れたものは多いけど、自分にとってはこいつほど「カッコイイ」って思えるものはないのでちょっと残念。

とは言うものの、細々とした変更が積み重なった部分があるのでご紹介を兼ねて。
題名の通り、何箇所かのボルト類を64チタン化しています。
この64チタンってやつは、他にもTi-6Al-4VとかTC4とかGr5(Grade 5)とか色々な呼ばれ方をするので検索するのがやっかいだったりもしますねw
64チタンは軽くて高強度だから軽量化しつつ剛性が!みたいな文脈で語られることが多々ありますが、私の場合は強度を担保しつつ腐食しない(=錆びない)から、という点で選択した形となります。
数千円かけて数gの軽量化したって本人の重s・・・ねぇ?

ひとまず今回はチェーンリング周りのチタンボルト化について。

まずクランク固定ボルト(フィキシングボルト)がこちら。
64チタン ←→ スチール

こちらはAliExpressで2019年1月くらいに購入(2本セット送料込み$8)
ACEというところから購入したんだけど、今は販売元からして消失した模様。
AliExpressでは良くあることですね。
このHEXで締められる形状のフィキシングボルトは各メーカーで微妙に形状が違うようです。
特にフランジ部分の径が意外と違うのでワンキーリリースとか使ってる場合には注意が必要かもしれないです。
スチールの方は19.44mmですが、64チタンの方は19.95mmとちょっとだけ大きいです。
チタンショップGKで販売しているフィキシングボルトは18.45mmと、かなり小さいようです。
ところでこの頭部形状、どういう規格なんでしょうかね?
64チタンの方にもプラスチック製のダストキャップ(?)が付属していたのですが、あまりにもダサかった(のと精度が低すぎて歪んでいた)のでスチールの方に付属(?)していたものを移植してみたら普通に使えたのでほぼ同じ形状のようですが・・・自転車業界あるあるですかね。

続いてファイブピンがこちら。
64チタン ←→ スチール

こちらもAliExpressで2018年11月頃に購入(5本セット送料込み$10)
そこそこ名前は知られている気がするROCKBROSで購入したんだけど、こちらも今は取り扱いがない模様。
一番外側に来るナットの長さがオリジナルの約10mmと同じものを探して辿り着いたもの。
良く見るとスチールの方にサビが出始めているのが分かる。
ちなみにスチールのものがボルト側が5mmのHEX、ナット側がペグスパナで回すやつだけど、64チタンの方はボルト側が5mmのHEX、ナット側が6mmのHEXになっていて扱いやすくなったのは嬉しい。
長さの比較がこちら。
スチール ↑↓ 64チタン

ほぼ同じ。

そしてスペーサーですが、最初は厚みがトータルで2.5mmくらいになれば良いので、64チタン製の適当なM10用ワッシャーを組み合わせればいいかなー、とか思ってたんですが、そもそもM10のワッシャーは外形が大きかったり、組み合わせて2.5mmになるような厚みが存在しなかったりでどうしたもんかなーと思っていました。
どうせ見えるとこじゃないからオリジナルのアルミスペーサーをそのまま使おうかなー・・・とも思ったんですが、ここから色々と暴走が始まりましたw
64チタン ←→ アルミ

はい、オーダーメイド品です。
こちらは何箇所かにお見積りいただき、その中から野方電機工業さんに製作していただきました。
ちゃんとした図面を引くまでもないので、適当なワッシャーの寸法図を探してきて、そこに希望する寸法を書き込んだものでお見積りいただきました。

大抵のオーダーメイド品(や注文品)は数が多ければ多いほど単価は安くなりますので、複数のパターンでお見積りをいただき、最終的に10個、単価3,200円(送料別)にてお願いしました。
2019年6月下旬に注文してから1週間ちょっと、届いたものを検品してみると驚きの精度でした。

まさかの誤差なし。
なんなら逆に使用しているデジタルノギスが狂っていないことが確認できたw
さすがにシビれたわ・・・

ってことで最終的にチェーンリング周辺はこんな感じに。

や、当然だけど見た目上は何も変わっていないんですが。
まぁ、自己満足とこれからはサビに怯えなくて良いってとこが重要なので。

ちなみにAliExpressというか、大陸モノを購入するときは実際に必要な数の1.5~2倍くらいの数量を購入するようにしています。
理由はこれ。

商品説明に添えられた画像は左側のものなんですが、右側のものが混ざってきましたw
5個セットのものを2つ買って、1セットが間違っていた、ってことではないんですよ。
なので合計2セット買って、5個をチェーンリングに使用した残りがこんな感じになります。

まぁ、2本は予備として使えますが、残った3本はどうしたもんか・・・w


【HELMZ】他のベルトドライブに学ぶ:Harley-Davidson【自転車】

さて、どうやらベルトという駆動系を持つものの宿命かもしれない異音問題ですが。

その原因の1つがベルトがなんのかんので左右に動き、ベルトの側面とチェーンリングやギアプーリーの側面が擦れることで音が出ていることが分かりました。
これはいくらチェーンラインを正確に出してもプーリー幅の遊び(余裕)はあるし、フレームのたわみなどもあるしどうしようもないかなー、と思っていたのですが。

ヒントは意外なところにありました。
あのハーレーダビッドソンのバイクも1980年には(カーボン芯線ではないようですが)ベルトドライブを採用しています。
長らくベルトドライブを採用し続けてきたハーレーダビッドソン(のショップ)ならば色々な知見があるんじゃないかと調べてみたところ、やはり同じようにベルトの側面とプーリーの側面が擦れることで異音、というかベルト鳴きが起こるようです。
その際のメンテナンスとして「ベルト側面にシリコングリスを薄く塗る」という手法があるらしいのです。

なるほど!
というわけでやってみましょう。


ケミカルと言えばワコーズ、スーパーシリコーングリースです。
これを指にほんのちょっとずつ取ってベルトの側面に薄く、うすーく塗っていきます。
これが大当たりで、気になっていた微かな異音がついになくなりました。
さすがハーレーダビッドソンですね(違)

ところでHELMZ SSSDに採用されているカーボンベルトはおそらく三ツ星ベルトギガトルクGXというタイミングベルトOEMなのですが、このような「噛み合い用に山のあるベルト」の場合はプーリー側には当然「谷」があります。
この山と谷が綺麗に噛み合わないことも異音が発生する原因の1つなのですが、ベルトやプーリーの表面にかすかな汚れや異物が付着しているとよろしくないです。
SSSD SYSTEMのマニュアルにも「泥や汚れの付着は異音や磨耗の原因になります」とあります。

また水分が付着しているせいで異音というかベルト鳴きが発生することもあるようです。
すごく雑な言い方ですが、ゴムで金属の表面をこする際に水があるとギギギって感じになりますよね、あんな感じです。
この場合も水気をしっかりと取るべきなのですが、「水分」をしっかりとなくすのは意外と難しいです。
実際雨上がりや水たまりを走ってしまったときなどは異音というか「ぎゅっぎゅっ」という感じの音がします。
これについては当然乾けば収まるのですが、乾くまで放置しておくと色々良くない気がするのでペーパーウエスなどで拭いてみるもののすぐに改善するわけではないのでなんとかできるのならなんとかしたいんですが・・・ぐぬぬ

【HELMZ】他のベルトドライブに学ぶ:Gates Carbon Drive【自転車】

日本で初めてベルトドライブが採用された自転車が販売されたのがいつなのかは分かりませんが、フローティングベルトではなく、強いテンションで引っ張り続けるというタイプのベルトドライブ、ソリッドカーボンドライブであるHELMZのSSSDが発売されたのは2013年です。
おそらくは動力伝達機構としてのベルトドライブでは後発の部類だと思います。

日本ではあまり見かけないですが、世界的にベルトドライブの自転車といえばGates社のCarbon Driveのことだと言い切っても良く、こちらは2007年開発、2009年以降にTREKなどから完成車が出ていたようです。
Gates社のベルトを採用した自転車は今でも特に欧州で多く発売されており、一時期は日本にも入ってきていたようですが日本での売れ行きは良くなかったようです。

北米で開催されるNAHBS(North American Handmade Bicycle Show)ではGates社のカーボンベルトが採用された自転車が結構出てくるようです。
あちらでは既存のフレームを切った貼ったして「遊ぶ」という文化があり、自らベルトドライブ化するためにシートチューブをぶった切ってベルトを通せるようにするためのチューブスプリッターなんてもんが売られてたりします。

そんな都合もあってか、Gates社ではベルトドライブのテンションを決める方法が何通りか紹介されています。
HELMZと同じくベルトを一定の力で押した際のたわみ量を測定するという方法も含まれています。
その中でも「なるほど」と思ったのは公式のスマホアプリ(iPhoneAndroid)を使い、ベルトを弾いた際の音(周波数)でそのテンションを測るという物。
最初は「弾き方とかで周波数なんて簡単に変わっちゃうんじゃ?」って思ったのですが実際にやってみるとそこそこ安定した数字が出てきます。
実際にはこのアプリじゃなくても良く、マイクから入力された音の周波数を表示してくれるようなアプリなら問題ないと思います。

このアプリで調べられるベルトを弾いた際の周波数は自転車の種類や乗り方によっての推奨値があり、以下のようになっています。

  スムースで安定したペダリング パンチの効いたラフなペダリング
マウンテンとシングルスピードアーバン 45~60Hz 60~75Hz
内装ギアハブ 35~50Hz
タンデム 60~65Hz


もちろんこれはGates社のカーボンベルトでの値なのでHELMZにそのまま適用できるわけではありません。

が、自分で「このテンションがちょうど良い」と思った値を記録・再現する方法としては優れているなぁと思い、現在のベルトテンションを計測した結果がこちら。


以前の記事で「ベルトのテンションが高すぎると異音が発生しやすい」と書いていましたが、実際にはチェーンラインがまっすぐであることの方が重要そうです。
大きく表示されている122Hzというのが最新の計測結果で、上に出ているのが前回(121Hz)、前々回(122Hz)、のように右に行くほど古い結果となります。
1つだけ127Hzとなっていますが、概ね毎回同じ辺りの周波数になっているのが分かると思います。
Gates社のカーボンベルトと比較するとありえないくらい高いテンションですが、実際に手でクランクを逆に回すと確かにちょっと重さを感じます。
これについてはSSSD SYSTEMのマニュアルにも「ベルトの張りが強いため、手でクランクを回すと回転が重く感じられます。これはSSSD SYSTEM特有の現象で異常ではありません」とあるのでそういうものなのでしょう。
この状態から少しテンションを落とすと坂道でのゼロ発進時に歯飛びを起こすので私的にはベストなテンションじゃないかな?と思ってます。

Gates社のカーボンベルトは「センタートラック」と言う独特の構造をしていて、ベルトの山部分中央に切れ込みがあり、プーリーにもその切れ込みに入り込む真ん中の「歯」があります。


こういう構造の違いがHELMZ SSSDのベルトテンションとGatesベルトのテンションの違いに出てきているのかもしれません。

さて、以前の記事にも書いたとおり、チェーンラインを調整しても微かな異音が出ていたのですが、現在はめでたく完全に解消!しております。
が、それについてはまた次の記事でご紹介したいと思います。

【HELMZ】レックマウントにエクステンションバーを追加する【自転車】

エクステンションバー、アクセサリーバー、マウントバー、などなどいろんな言い方がありますが、要はKCNCのブルベマウントのようなものをレックマウントの両持ちナローに追加してみる、というお話です。
両持ちナローとは言ったものの実際に使ってるのはダブルマウントなんですが、記事の内容的な違いはありません。多分。
あ、あとこの手の記事のお約束とも言える「この記事を見て真似して何かあっても責任は取れません」のでよろしくお願いします。

ここに至るまで様々な物を検討してたんですが、最終的に行き着いたのは「最も標準的と言える22.2mm(ハンドルのバー径)の棒をなんとかして追加する」という方法です。
候補に挙がったのは塩ビパイプ(VP管やHI-VP管)の呼び径16(外径22mm)なのですが、ここはせっかくなのでカーボンパイプの外径22mmを使用することに。
カーボンパイプはお好みの長さでカットし、断面からほつれてこないように瞬間接着剤を塗布しておきます。


これにホームセンターで探してきた外径22mmに使う「椅子の脚キャップ」をはめ込みました。
購入したのは多分これと同じものですが気にならないならキャップなしでも良いと思います。


キャップをはめたカーボンパイプとレックマウントを固定するために22mm径をクランプできるミノウラのLW-STD アルミクランプを2つ取り付けます。
またライトを取り付けるために22mm径に合うCATEYEのクイックリリース式のブラケットH-32も2つ取り付けます。
もちろんフレックスタイトでも何の問題もありません。
そして最後に必要になるのがミノウラのクランプ(M5)とレックマウントのヘッドパーツ(M5)をつなぐL字の金具です。


ちょうど良いサイズの物があってもM5ネジを通せる穴が開いているものがなく、結構探しました。
金具に貼ってあったバーコードシールも一緒に撮影してみたもののイマイチ読みにくいのですが「特厚金折 鉄黒カチオン塗装 長穴 25x25」とあります。
これをミノウラのクランプに固定すると


最終的にこんな感じになります。

L字金具をレックマウントのヘッドパーツを固定しているネジで共締めします。
その際、若干ヘッドパーツへのネジのかかりが浅くなってしまうのが気になったので標準のM5x10からM5x15へと交換しました。

で、HL-EL540を2つ取り付けてるわけですが、当然かなりの重量がかかってるので、結構しっかりと取り付けボルトを締めても重さに負けてお辞儀してしまうことが分かりました。
そこで滑り止めとしてコニシのストームガード クリヤー50mmを細く切ったものを巻き付けた上からクランプしています。

ちなみにこのストームガードは結構なお気に入りで、つや消し塗装の表面保護テープとしてオススメです。
ロードバイクの傷防止は3Mの表面保護用テープが定番のようですが残念ながらつや消し塗装には貼ることができません。
その点ストームガードはつや消しどころかHELMZのザラザラな塗装の上でも問題なく貼ることができ、剥がす際も糊残りなどがなくイイ感じです。

【HELMZ】ドロップハンドルバーに換装【自転車】

実は結構前から計画しててコツコツと色々集めてたんですが、ようやくパーツとやる気とその他諸々が揃ったので年末年始の休みを利用して組み付けました。

HELMZ H1X/H2Xに採用されているようなブルホーンバーとか、形はアレっぽく見えますが海外では結構人気があるらしいマルチポジションバー/バタフライバーとかも考えたんですが、後述の理由によりドロップに決定しました。


ハンドルはBLUE LUGプライベートブランドFairwatherM174AA all road bar by NITTOの黒、店頭で何度も握って試してベストだと思った400mm幅をチョイス。
HELMZ S10にもともと付いてるライザーバーNITTOだからってのもあるけど、HELMZには丸ハンが似合うと思いながら色々と探してるときにたまたま見つけて、いいなーって思ったこれに決定。
ステムはもともと付いていたものでも良かったんだけど、兄弟車のSR1が採用した・・・というか多分SR1のために作りつつ通常ラインナップに加えたんだろうなというUI-25 BX(80mm)の黒を真似っこチョイス。
本当はSR1に使われているNITTOのロゴが違うやつが欲しいなーとか思ってるんだけど出てこないかしら。

さて、実はUI-25はハンドルクランプ径が31.8mmのオーバーサイズとも呼ばれる径なんですが、M174AAはハンドルクランプ径が25.4mmで合わないんですね。
ちなみにNITTOさんからUI-87というUI-25と同じデザインでハンドルクランプ径が26.0mmのステムも出ています。
どっちにしても合わないけどw
それでもわざわざ31.8mmのを選んだのには2つ理由があって、1つは前述した通りSR1用のステムが出てきたときにそのままリプレイスしたいから。
もう1つはすでに使っていて(値段以外w)何ら不満のないレックマウントのダブルマウントを継続利用するため。
って理由からDIXNAのカーボンハンドルシムを使ってクランプしています。
これはステムのハンドルクランプ部分よりも少し広くなっているおかげでレックマウントのアームをクランプさせることもでき、今回の目的にバッチリフィットでした。
売り文句になってる「フルカーボンハンドルに近い振動吸収性の効果」については比較対象もないので全く分かりませんでしたがw

ブレーキはDIA-COMPE(GranCompe)のGC EVOというレバーの曲線がめっちゃ美しいやつ。
これも前述のBLUE LUGで見かけてほぼ一目惚れ。
美しいだけじゃなく実際にかなり握りやすいと思うのでオススメです。
シフト機能はないのでWing Shifterと合わせると素敵だと思います、値段も素敵ですが。


ドロップハンドルを選択した理由なんですが、以前書いたようにせっかく持てるところを増やしても即座にブレーキがかけられない状態が好きじゃないので基本的にはどこを握っていてもブレーキレバーに届くよう補助ブレーキ/サブレバーとしてDIXNAのジェイクルーレバーを装備しました。
特徴的なその形状からショルダー部分持ったままでもブレーキかけられますし、補助どころかガッツリ握れば普通にロックさせられますね。
一部では補助ブレーキは格好悪いとか初心者しか使わないとか言われてるけど上ハンやショルダー持ったままブレーキかけられる安心感マジ半端ねぇっす。
あと補助ブレーキあるとブレーキの効きが悪くなるみたいなことも言われてたりしますが、ポジション出しのときにしばらくブラケットポジションだけで走ってるときと、補助ブレーキ付けたときで特段変わった感じはしないですね。
しっかり組み付ければ大丈夫なのかな?

ちなみにブレーキワイヤーはシマノポリマーコーティング白を採用。
引きが軽いと言われてるけど・・・そんなに変わった感じはしなかったです。
鈍感なだけかもしれませんが。
それよりもアウターがめちゃくちゃ硬いっすね、噂には聞いてたんですがここまでとは思いませんでした。

バーテープは当然のようにミクさんカラー、かつロングライドでも手に優しいと評判のS-WRAP ROUBAIX、アシッドミントをチョイス・・・したんですがもしかすると店頭在庫しか残ってないんじゃないかという疑惑が。
スペシャライズドのショップで見て色に惚れ込んだんですけどねー。
バーエンドはステムキャップとおそろいのスパカズのスタープラグ チェレステ、なんですがすげぇ価格になってて何事なんでしょう?これももしかして終売でしょうか・・・?
で、ベルはこの日のためにこっそり買っておいたKnog Oiの日本限定カラー(らしい)、レッド×ブラック。
ハンドルバーがツインテール、ベル部分が髪留め、完璧ですね!
ちなみに右側にはしまなみ海道の神社にあるようなハンドルバーに巻きつけるタイプのお守りの赤を巻きたいです。
行く予定は全然ないですけど。

大きなくくりで「やりたい」と思っていたうちの1つ目がようやく終わりました。
パーツの吟味も相当苦労しましたが、一番苦労したのはやはりハンドルの角度とブラケットの角度ですね。
ハンドルの角度とブラケットの角度、両方が気に入るまで何度調整したか分かりませんw
ここの調整だけで3週間くらいかかった気がします。
ちなみに当然ですがバーテープ巻いたら若干ですが感覚が変わってしまいました。

ところで続投したレックマウントに何やらアヤシイ感じでライトがマウントされてますが、それについては別途記事にしたいと思います。

【HELMZ】TOPEAKのRedLite Aeroを反射板化する改造【自転車】

夜間用装備品としてTOPEAKのRedLite Aeroを装備しているというのは書いたんですが、いわゆる「反射板」は装備していない・・・かのように見えますね。
一応、道交法的には尾灯を装備していて夜間やトンネルの走行時に点灯させていれば問題はないんです。
ないんですが、被視認性を上げておくにこしたことはないのでちょっとした改造をしてあります。
いつもは全然画像がないですが今回は必要以上に枚数多めでお送りします。
作業自体はRedLite Aeroでやりましたが、同様の改造は他の尾灯でも応用できると思います。

まずはRedLite Aeroの・・・


下部を引っこ抜き、電池交換モードにします。


続いて電源ボタンのラバーをいい感じにぐにぐにして外します。


カバーに嵌っているだけの基板をいい感じにまっすぐ抜き取ります。
一旦RedLite Aeroは横に避けておいて・・・


できる限り反射効率が高く、貼り付けもカンタンな3Mのプリズム反射シート(白)を用意します。
ちなみに反射板としては橙、または赤と定められていますが、外側の赤いカバーの内側で反射させるので反射効率の最も高い白を選択しています。


基板の幅にあわせてカットします。


LED部分を避けつつ基板が平らになっている部分にあわせて更にカットします。
ちなみに私は面倒でやりませんでしたが、腕に自身のある方は一旦電池ボックスと基板を分離し、LEDを抜き、できる限り広い面積に反射テープを貼るようにするともっと良いと思います。


カットした反射シートをいい感じに貼り付け、基板がまっすぐ入るためのガイドとなっている切り込み部分をカッター等でV字で良いのでカットします。

あとは逆の手順で組み上げて終わりです。
黄色いボタンのラバーだけはちょっと苦戦しますが爪楊枝のお尻の部分などでぐにぐにするとなんとかなります。

で、実際に反射シートを組み込んだRedLite Aeroを暗闇の中で光をあてて写真を撮ったのがこちら。


むき出しになってるペダルの反射板にはさすがに負けてます(角度の問題もあります)が、問題なく反射板としての役目を果たしていると思います。
本当は道交法で定められている「100m後方から(自動車の)ハイビームで照らし、反射光を容易に確認できる」かどうかを試したかったんですが近所にいい場所がなく・・・いつか機会があれば試してみたいです。

【HELMZ】1周年(ちょい)【自転車】

ブロマガに記事を書き始めたのは2017/11/03からですが、HELMZ S10のオーナーとなったのは書類上は2017/10/28で、納車(引取)に行ったのが2017/11/03だったのです。
そもそもは一番最初の記事に書いたとおり通勤自転車のつもりだったんですが、いじる方は別にして乗る方で自転車にハマるとは思いませんでしたね。
記録に残ってて一番古いのは2017/02/24、往復25.2kmの榎本牧場ライドです。
その時は事前に下準備とかせずにふらーっと行ったせいで軽く迷子になりましたねw
この時はまだヘルメットやアイウェア、グローブなどの装備が全くない状態でしたが、このライド時に必要性を理解しましたね。
その後は榎本牧場までの往復で30.5kmというちょうど良い感じのルートを作成し、ちょいちょい乗りに行っています。
30kmをそれなりに走れるようになったなーと思えるようになったので、榎本牧場までを2往復すると考えれば行けるんじゃないかな?という謎理論から荒サイから入間川サイクリングロードに入り、サイボクハムまでの往復62.5kmにチャレンジ。
そしてさらにせっかくなので自転車で会社まで行ってみようと思い、行き36.0km、帰り47.2kmの83.2km通勤をw
帰りの方が距離が長いのは帰りはそんなに急ぐ必要がないと思い、走りやすいであろう荒サイを江北橋辺りからずーっと北上したからです。
実際行きは都市部を走ったんですが驚くほど走りにくかったですね、信号は多いし路駐は多いしで心が折れました。
距離的にはまた自転車で行ってもいいんですが走りやすいルートが見つからない限りは行く気が起きません。
そして迎えるゴールデンウィークの2018/05/02に荒川の端っこ、海まで行ってみるという現時点まででの最長ライド、往復で112.4kmを達成しました。
というかこれは逆ですね、自転車通勤で港北橋から帰って来たから今度は行ってみよう、と。
そしてせっかくだからそのまま荒川のゼロキロポストで記念写真とか・・・ってルート引いてみたら100kmにちょっと足りない感じになったのでじゃあ右岸と左岸のゼロキロポストだ!って感じで100km走るのを目標にした感じです。

今はGoogle Maps、というかストリートビューを見ながら「この道なら走りやすいし迷子にもなりにくいかな?」と暖かくなってからまた自転車で会社まで行くためのルートを模索してたりします。
自転車の方も大幅なパーツ交換や改造を考えながら色々と情報を集めてたりします。

が、最近やったのはハンドルにちょっとガタがあったので調整・・・するついでにトップキャップをスパカズの星模様(本当は蓮・・・というか大麻草)、スペーサーの一部を赤に交換してミクさんの髪飾り風にしたくらいですかね?w
HELMZの標準ヘッドパーツには「コニカルスペーサー」という円錐形というかテーパー形状というかなキャップが使われています。
その上部にスペーサーが来ることでこう、いい感じになるわけですが、外径が大事なわけです。
HELMZに標準で使われているスペーサーは内径28.6mm(1-1/8″)、外径が34.0mmです。
モデルによって違うかもしれませんが10mm、5mm、3mmの3枚が使われていました。
通販サイトやメーカーサイトでスペーサーを探していると内径は当然書いてあるんですが、外径について書いてあることが少ないのなんの・・・そんな中しっかり外径まで書いてくれていて目的の34mmだったベネフィットさんの5mmスペーサー赤を2つ購入させていただき、10mmを抜いて交換と相成りました。